2008年10月01日

「元気村」はこう創る

この本は、国領二郎、飯盛義徳編、日本経済新聞出版社発行です。たまたま、図書館に行った時に、元気というキーワードに惹かれて、手に取りました。
「情報化こそ地域再生の起爆剤だ!元気な自治体に共通しているのは、住民主役の巧みな情報化だ。コミュニティ作り、教育、産業創出、医療、高齢者サポートなどの成功事例をもとに、地域情報化戦略をを具体的に解説。」という内容です。

 読んで参考になり、刺激を受けました。

 紹介されている事例は
●手づくりSNSがコミュニケーションを活性化
 熊本県八代市「ごろっとやっちろ」
●映像で地域を活性化する「住民ディレクター活動
 熊本県山江村
●「もやい」がもたらす地域のパワー
 佐賀のアントルプレナー育成スクール「鳳雛塾」
●市民がネット上で教え学び合う場を作る
 富山インターネット市民塾
●山間の町を元気にした「葉っぱ」ビジネス
 徳島県上勝町の「いろどり事業」
●「農家のかあちゃん」が経営者に
 愛媛県内子町の特産物販売所「からり」
●ITを活用した地域連携で安心医療を実現
 山形県鶴岡地区のネットフォーユー
●「今日も発信・元気だよ!」
 岩手県川井村の高齢者の孤独死を防ぐ見守りネットワーク

 さて、多治見市の現状はと考えると、少し気も萎えますが、やりがいもあるということでしょう。熊本県八代市は多治見市とほぼ、同じ人口ですが、なぜ、こういう先進的なことができたかというと、小林さんという一人の市職員の存在が大きいですね。また、周りがバックアップし、足を引っ張らなかったことで、うまくいったのでしょう。多治見市に、小林さんはいませんので、市民ががんばりましょう!

 また、内容を紹介します。

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まちづくりITプロジェクトの年内の活動

12月までの活動計画をお知らせします。

●オープンキャンパス講座紹介展
 10月1日〜17日 まなびパーク 1階
 「元気IT講習 たじみ百景絵本、塗り絵づくり」のパネルと作品
 例を展示します。

●元気IT講習 たじみ百景絵本づくり、塗り絵づくり 2講座
 11月8日〜12月6日 まなびパーク
 BunBun ネットに掲載されます。

●岐阜県生涯学習フェスティバルで活動報告
 10月4日 岐阜県生涯学習センター

●「日本一きれいなまちづくり」に参加
 10月26日 活動記録を担当。

●ぽると祭参加(NPO・ボランティアフェア)
 11月15日〜16日 市民活動交流センター他
 パネル展示及びブログ、オンラインアルバム実演。

●たじみ百景展
 12月10日〜14日(予定) まなびパークオープンギャラリー

●生涯学習コーディネーター交流サロン
 12月21日 岐阜県生涯学習センター
 東濃県域の地域SNSを提案予定。

●e-ラーニング講座準備中
 元気IT講習で、e-ラーニングを併用する。

●その他
 西校マンガ部に絵本作りへの協力を打診。
 多治見市美術展に多治見の写真を応募予定。
 
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オープンキャンパス「元気IT講習」

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まなびパークのオープンキャンパスで「元気IT講習」を開催します。配布中のBunBun ネットに掲載されています。

 今回の開催には少しばかり思い入れがあります。
2年ぐらい前に、オープンキャンパスで「まちづくりIT講習」というシリーズ講習を開催しようとして理由なく断られました。その時、学習館の職員3人と話して、最後に「市営パソコンスクールはいらない!」とタンカを切って、オープンキャンパス講座からは遠ざかっていました。
(市営パソコンスクールはいらない!とは、国のIT講習のころ、
進め方について、当時の芦屋市公民館長が言った言葉です。)

 今回も断られることを覚悟で、「元気IT講習」という名前で、申し込んだところ、すんなり、OKとなりました。???肩透かし!
「まちづくり」という言葉を使わなかったのが理由かも知れません。「まちづくり」担当部署と仲が悪いのかな?」(ちなみに、まちづくりという言葉は、多治見市では商店街活性化のような都市計画的な意味で使われることが多いようです。)

 今回の「元気IT講習」は、市民による地域づくりIT講習、第2次IT講習として、「市営パソコンスクール」に対する市への問題提起として私は考えていますが、分かるかな?分かんねーだろーな!という感じです。

 受講者はそんなことは、知ったことではありませんので、楽しくやりたいと思っていますが、学習のテーマが「多治見」というところは譲りません。

 「元気IT講習」のスローガンは、
「学んで活かし!活かして学ぶ!第2次IT講習」です。
国のIT講習が、お遊びIT講習としてしか継承されていない現状を変えるには、地域づくり型の第2次T講習の流れを作ることが必要であると考えています。

 オープンキャンパス講座紹介展にパネルを展示しました。まなびパーク1階で10月1日〜17日まで展示されます。10月1日は
そこで、申し込みを受け付けていましたが、申し込みが次々とありました。私の講座は申し込みがなさそうですが。



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2008年09月25日

情報格差とは?

 先日、情報センターのITボランティア会議で、市から情報センターの目的として「市民の情報格差解消」ということが提起されました。

 市がこういう方針を出したことはいいことですが、国のIT講習が行われたころから比べると、ITも格段に進歩し、これまで情報格差解消も行ってきたのですから、当然、目的、目標も変わらないといけません。また、行政としてどこまでやるのかという区切りも必要ですし、「情報格差解消」の上位の目的、何のために「情報格差解消」を実施するのかという目指す方向の提示も重要です。

 多治見市民の情報格差という問題を定義する必要があります。多治見市民の現状はどうで、行政として、どの対象をどこまで引き上げるかという目標が必要です。なんとなく、講習を開催していれば良いというわけではありません。現状は、どうも、IT講習がお遊び講習になっていて、市民もITボランティアも行政もそれを公共性のあるサービスと勘違いしているように思われます。内容も定型的なことをわけなく、あてなく、きりなくパソコン操作を習うだけのWAK習が行われていて、学習が行われていないようです。

 IT[ボランティア会議では、目的に対するITボランティアの反応はなく、自分のやりたいことを主張するだけでしたが、やりたいこととやるべきことは必ずしも一致しません。

 みなさんも、情報格差の解消とは何かを考えて見て下さい。他の人の意見も聞いて下さい。
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mixi は地域SNSたりうるか?

話の種にと思って、2年ぐらい前に mixi に登録しました。
年寄りには、mixi の雰囲気には馴染みにくく、特に積極的に使うことはありませんでした。知人ではありませんが、面白い記事を書いている沖縄の人の日記を時々見る程度の使い方でしたが、昨年から地域SNSを運営し始めて、「mixi は地域活性化のための地域SNSとなりうるか?」という視点から眺めていました。

 多治見市のメンバーを検索してみると、3881件あり、コミュニティの「多治見ラブ」のメンバーは、1763 名います。ネット上とは言え、こんな大きなコミュニティはあまりありません。ここで、個人情報でなく、地域情報の交流が行われれば、地域活性化に大きな役割を果たすのではないかと考えています。しかし、そうはならないような感じを持っています。

 「ごろっとやっちろ」という熊本県八代市の有名なSNSがありますが、mixi も使っているアクティブな女性メンバーが、「ごろっとやっちろにはみんなが飾ることなく自分を開放できる雰囲気がある。mixi などでは、若者が自分たちを売り込むための情報が多くて、それはそれで面白いが、使っていて疲れてしまう」と言っています。若者のサイトだということは私も分かりますが、雰囲気については良く分かりません。

 mixi の地域コミュニティの中で最大の「I love Yokohama」の登録メンバーは5万人いるそうですが、ここから二つのボランティア活動が立ち上がって、注目を集めているようです。mixi も使い方によって、地域SNSたりうるということができます。

 この地域では、「東濃ひろば」という行政が作った地域SNSがあり、市のホームページからもリンクされています。一時期、私も投稿したことがありますが、地域SNSになることはないのではないかと思っています。もっとも、管理者は地域SNSと思っていないようです。

 「ごろっとやっちろ」を開発した八代市職員の小林さんは、「地域活性化という大きな問題に取り組む前に地域の人が楽しく集える場を作ることが重要」という強い信念を持っているそうです。確かにそうだと思う反面、ただ、楽しく遊んでいるだけに終わる恐れもあり、行政が強い方向性を出す必要もあると感じています。

 私は地域SNSを運営しているので、投稿を多くして盛り上げたいと思っていますが、SNSに私ばかりが投稿すると、広がらないと思うので、しばらく、ここに日記を書こうと思っています。
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2008年05月03日

なぜ、地域SNSか?(1)

 現在、岐阜県多治見市で、NPO「まちづくりITプロジェクト」の事業として地域SNS「たじみシニアSNS」、「たじみ市民SNS」の運営を始めています
 地域SNSについての解説を書いて欲しいと言う要望もあったので、改めて、なぜ?なんのために?地域SNSを始めたのか?経過や考え方を含めて書いて、今後の展開について考えて見たいと思います。

 多治見という地方都市の中での活動であり、個人的思い(頑固?偏見?)も強く、視野の狭い発言もあるかも知れませんが、割り引いて読んで下さい。書きすぎたら、適宜、訂正します。
また、私の話は市民、ITボランティア、行政からも訳が分からないと言われています。今回、原稿の依頼を受けた「かがやき世代の会」のN氏は、私の話を理解し、協力してくれる数少ない一人です。

 「なぜ?なんのために?地域SNSを始めたのか?」に一言で答えれば、「地域コミュニティを作るため、地域コミュニティを活性化するため、地域活性化のため」「地域コミュニティが消えつつあるから」ということになります。

 しかし、その話をする前に、地域コミュニティとは何か、地域SNSとは何かについて、大まかなイメージを共有する必要があります。皆さんの問題意識と照らし合わせながら読んでみて下さい。

 以下、Wikipedia から引用します。
「地域コミュニティ」
 「地域コミュニティ(ちいきこみゅにてぃ)とは、地域住民が生活している場所、すなわち消費、生産,労働、教育、衛生・医療、遊び、スポーツ、芸能、祭りに関わり合いながら、住民相互の交流が行われている地域社会、あるいはそのような住民の集団を指す。コミュニティという総称には、市町村などの地方自治体、地域を越えて連携した非営利組織などの集団、インターネット上で連絡を取り合う集団なども含まれる。そこで、地域社会の現地住民が集団の構成要素であるコミュニティを、特に地域コミュニティと定義し、行政、地域を越えた連携と連絡を基盤としたその他のコミュニティと区別する。

 日本の共同体は、村落に居住する住民を構成員とする集団であり、伝統的、歴史的な地域コミュニティといえる。ただし、共同体は、構成員を拘束する規範が強いとされ、合意、契約を基盤とするコミュニティとは異なるとの見解もある。

 地域コミュニティは、地域内に居住する住民相互の情報共有あるいは情報の対称性を特徴とし、住民相互の信頼関係が築かれている。信頼関係は、協力関係を生むが、競争や対立も内包している。しかし、構成員の個別利益や共同利益を過度に侵害することはしない。この点では、モラル・ハザードや過当競争は抑制されていると考えられる。つまり、地域コミュニティには、構成員の住民の相互利益を維持する規範が存在するといえる。

 日本にあっては、少子高齢化に伴う子育て支援、老人の介護、障害者の自立支援など社会保障の問題,あるいは企業の社会的責任を巡って、地域社会と企業の共生の問題として、地域コミュニティの形成とその重要性が議論されている。地域コミュニティは、人間性を回復して、自律型の地域社会をつくる基盤であり、人々のニーズを地域情報化することで、参加型の持続可能な開発につながるともされる。

 このように、地域コミュニティの住民が相互の生活保障に配慮しつつ、地域活性化に積極的にかかわっているのであって、地域コミュニティを持続可能な開発の担い手、草の根民活として位置づけることも可能である。

 日本における地域コミュニティは、市町村の地区単位で組織化されており、町内会或いは自治会として存在する。しかし、マンションの増加や転勤族の増加に伴い、これら既存のコミュニティに加入したり参加する者は減少傾向である。一方で、特定の地域問題において社会貢献を目指すNPOや市民グループなどのテーマ・コミュニティが活発であったり、匿名かつ責任や危険やコストの発生しない気軽な交流空間としてインターネット・コミュニティが盛んになるなど、コミュニティのあり方も多様化しつつある。 故に今日の地域再生の論議では、こうした地域コミュニティにおける新旧住民或いはコミュニティの相互関係の構築が大きな課題のひとつとなっている。」

 再び、Wikipedia からSNSについて引用します。
「SNS」
 「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(英語: Social Network Service, SNS)は、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事である。

 日本ではmixiが有名で紹介制を取っていることから、「SNSは紹介制」と誤解を受けるが、「社会的ネットワークをインターネット上で構築する」ものがSNSであって、その構築のためには紹介制だけでなく希望者の登録制など幾つかの仕組みがあり、そのサービス内容によりモデル分類される。

 広義的には、社会的ネットワークの構築の出来るサービスやWebサイトであれば、ソーシャル・ネットワーキング・サービスまたはソーシャル・ネットワーキング・サイトと定義される。この為、コメントやトラックバックなどのコミュニケーション機能を有しているブログも広義的にはSNSに含まれる。

 狭義的には、ソーシャル・ネットワーキング・サービスとは人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の会員制のサービスと定義される。あるいはそういったサービスを提供するWebサイトも含まれる。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービスの主目的は、人と人とのコミュニケーションにある。友人・知人間のコミュニケーションを促進する手段や場、あるいは趣味や嗜好、居住地域、出身校、「友人の友人」といった自身と直接関係のない他人との繋がりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供している。人の繋がりを重視して「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスが多いが、最近では誰でも自由に登録できるサービスも増えている。

 代表的なソーシャル・ネットワーキング・サービスとして日本最大の会員数を持つmixi、世界最大の会員数を持つMySpaceがある。

 熊本県八代市が運営するごろっとやっちろを皮切りに自治体や非営利団体・企業等が運営する地域SNSも各地で立ち上がっている。

 コミュニティが巨大化してゆく事で、例え外部要因であっても何か事が起きれば「祭り」が発生してしまったり、匿名性を高くできるものでは、内容面で俗にいう「2ちゃんねる化」が起きる、この他にもブログや2ちゃんねるなども含めた広範囲なインターネットコミュニティによる情報の拡散を利用した恣意的な情報操作が仕組まれたり、mixiコミュ二ティー管理人への疑念を議論する場面も見られる。また、管理人の権限で排除する姿勢を批判する声も大きい。地縁による結びつきが大きい地域コミュニティなどでは政治的な意図などを持つ者によりコミュニティが混乱させられるケースもあるなど、SNS文化が巨大化するに連れて運営のリスク要因も増加している。この為、SNSコミュニティの質的な維持の為に、機能・サービスの拡充の他、より慎重かつ繊細なシステムの管理運営能力が運営会社には要求される状況となっている。」

以上で引用終り

 地域SNSとは、地域限定のSNS、地域の人と人をつなぐインターネットコミュニティです。広く言えば、mixi の「多治見ラブ」のような地域コミュニティや「東濃ひろば」も地域SNSですが、私は地域SNSとして、個人情報ではなく、地域情報に重点を置いた情報発信、交流、共有を目的とする地域SNSを作り、地域コミュニティづくり、地域活性化につなげたいと考えています。もちろん、個人情報と地域情報ははっきり、分けられるものではありませんが、個人情報主体の地域SNSは、漠然とした地域イメージを形成する働きはあるかも知れませんが、住民を社会的な活動に結びつけるような「地域プラットホーム」の役割は難しいと思っています。

 私の考えている「地域SNS」とは地縁的なコミュニティではなく、むしろテーマコミュニティであると考えています。
地域のテーマごとのSNSがあって良いと考えていますが、情報の交流、共有のためには、あまり細分化することは好ましくないと思います。

 現在、スタートしているのは、次の三つです。
「たじみシニアSNS」主として、シニアIT講習受講者のフォローとシニアコミュニティを作るためと考えています。しかし、アクティブなシニアは一般市民の中に入って行けばよいと思います。

「たじみ市民SNS」市民活動グループや地域情報発信一般市民用。

「たじみ福祉SNS」障がい者同志やボランティアとの交流用。準備中。

「地区SNS」校区や公民館中心のSNSを考えています。

 これらの地域SNSの機能として、次の三つを考えています。
@ 地域イメージの形成 自慢できる、愛着を感じるまちのイメージづくり。
A 地域プラットホーム 地域活動、協働の舞台づくり。
B 地域アーカイブス 地域情報、財産の記録、発信、保存。

 また、地域SNS単独ではなく、地域サロン、地域スクールの三位一体活動として実施すべきであると考えています。
多治見市のスローガン「ひとが元気!まちが元気!」を市民として具体化する活動として「たじみ元気コミュニティ」を推進したいと考えていますが、次の三つの三位一体コミュニティ活動として実施します。
@ 元気SNS   インターネットコミュニティ
A 元気サロン  リアル(実際の)コミュニティ
B 元気スクール ラーニング(地域学習)コミュニティ、元気IT講習

 以上。

 「たじみ元気コミュニティ」活動はITの活用による地域活性化を目指します。
次回は、地域コミュニティとITとの関連について書きます。

 

 

 

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2008年03月15日

地域SNSか市民SNSか?

「たじみ市民SNS」を作るときに、名前を地域SNSにするか市民SNSにするかで迷いました。地域SNSという言葉は、よく知られていて分かりやすく、検索にもかかりやすいのではないかと思いました。しかし、地域SNSは行政主導のものが多く、市民の主体的な活動として展開したい思いが強く、市民によるサイトという意味で「たじみ市民SNS」としました。Google で検索してみると、地域SNSが17,500件、市民SNSは189件と圧倒的に地域SNSの知名度が高いですね。市民SNSは、「たじみ市民SNS」が上位にくるぐらい、少ないのです。

 最近、「たじみ市民SNS」の機能について改めて考えて見ました。地域活性化をテーマとする地域SNSとして、その機能を考えた結果、地域メディア、地域プラットフォーム、地域アーカイブスに集約しました。

 地域メディアとは、地域情報を発信、交流し、地域イメージを形成、地域の実体を実感させる機能を持たせます。
 地域プラットフォームは、地域の課題を解決するために、人を集めて協働するための基盤の機能を持たせます。
 地域アーカイブスは、地域の歴史、文化、暮らしなどの情報資源を保存、発信し、地域に愛着をもち、地域を誇りとする気持ちを育てる機能を持たせます。

 いずれの言葉も Google で多く検索されます。
地域プラットフォームは、行政主導の産業振興のためのプラットフォームという意味で使われることが多いようですし、地域と言う言葉がどうも行政主導という感じと行政中心の狭い意味で使われているようで、市民主導、主導+行政支援にこだわる私としては、やはり、市民という言葉にこだわりたいと思いました。
ちなみに、地域情報化という言葉も、行政情報化の意味で使われることが多く、私は市民情報化と言っています。市民情報化とは、市民による地域の情報社会化、協働社会化のための地域づくり、まちづくりであると定義しています。IT講習は市民情報化のほんの入口で、目的ではありません。
ついでに言えば、「まちづくり」も行政では、商店街活性化や都市計画という狭い意味で取り上げられている場合が多いようです。

 そこで、活動者に焦点を合わせた市民メディア、市民プラットフォーム、市民アーカイブスを考えて見ました。Google で検索すると、特に市民メディアは多くの記事がありました。市民アーカイブスもあります。市民プラットフォームはポーランドの政党の名前のようで、ここで言う市民プラットフォームはあまり見当たりません。
いずれにしても、自分の住む地域を対象とするのは当然として、活動者に焦点を合わせて、市民SNSを中心とした市民メディア、市民プラットフォーム、市民アーカイブスの三位一体システムを推進したいと考えています。

 現在、「たじみ元気コミュニティ」推進計画を始めていますが、このための有力な自前のツールとして、整備して行きたいと考えています。

 SNSを知っている人に良く言われるのが、mixi があればいいという話です。
確かに、mixi 特に地域のコミュニティは市民メディアです。多治見では3,000人の登録メンバーがいますし、「多治見ラブ」というコミュニティには、1,500人のメンバーがいて、大きなコミュニティです。しかし、そこで流れているのは地域情報ではなく、個人情報です。同じ地域と言う意識は育てるとは思いますが、何かの社会的な変化につながるとは思えません。もちろん、広い目で見れば、意味はあると思います。

 また、「東濃ひろば」という行政が作ったサイトもあります。行政から言わせれば、これを使えば良いという話かも知れませんが、やはり、個人情報中心で、社会的な変化を起こすことは期待できません。こういうゆるやかなコミュニティサイトの意味はあると思いますが、行政がやるなら、もっと目的指向であって欲しいと思います。これこそ、mixi があるから、行政がやらなくても良いと言う話になるのではないのでしょうか。

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2008年01月02日

アクティブシニア推進計画

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マイクロソフトが、「アクティブシニア推進計画」を発表しました。アクティブシニアとは「年齢に関係なく自分なりの価値観をもち、仕事や趣味に非常に意欲的で、社会に対してもアクティブな行動を起こす新世代のシニア層」と定義しています。我々の活動も結局、アクティブシニアを集めないと成立しないし、推進計画の内容も我々の考えていることと同じです。我々も積極的に参加して行きたいと思っています。もちろん、シニア層を市場ととらえている面はありますが、大いに活用させてもらうつもりでいます。




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計画の内容は、六つの分野があります。我々の関係するところは、「活用」の分野です。内容は「ICTの利活用により実現したシニア層の自己実現や社会参画などを事例化し、広く紹介していきます。特に、シニア支援団体や自治体、NPO、パソコン教室とコミュニティが連動した事例を、2008年内に10事例作成・紹介することを目標とします。」と書かれています。また、シニアポータルサイトとして「よつば倶楽部http://www.yotsuba-club.jp を立ち上げています。

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2007年11月28日

情報センター事業提案

 多治見市情報センターに2008年の事業計画の提案をしました。
まちづくりテーマコミュニティ」というITを活用したコミュニティづくりを目的とした事業です。
詳しくは下記のホームページをご覧下さい。
http://itpro.client.jp/2008teian.htm

 これまで、情報センターITボランティアとして登録して活動してきましたが、ITボランティアグループとしては、きちんとした活動ができず、市の方針も不明確で私の意図も理解してもらえないので、空回りの感がありました。事業として改めて提案し、目的、目標、計画を市と共有した上で、明確な方針の元に活動したいと思っています。
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2007年10月21日

情報格差はある!どう解消するか!

 情報格差は、高齢者、障害者を中心に、行政の解決すべきレベルとして存在すると考えられます。では、どのレベルまで引き上げるのかと言うと、あまりはっきりしていません。例えば、高齢者IT講習の現状は、初歩をマスターした一部の受講者の要求に対応して、ワード、エクセル講座などを実施し、パソコンに触ったことのない高齢者を置き去りにしているのではないでしょうか。私は、ワード、エクセル講座までは行政の責任ではないと考えています。まして、使いもしないワード、エクセルなどを教えてどうするのと言いたいですね。高齢者IT講習に関しては、ある講師が言ったように「どうせ覚えられないのだから、適当に遊ばせて、機嫌よく帰してやればいい」と言うことが、どうも講師の暗黙の基本的姿勢となっているようです。ぼけ防止のためのお遊び講習も必要であると思いますが、社会人として必要な能力を身につけるための社会教育としての講習であることを忘れてはいけないと思います。

 私は、情報センターで実施している「シニアIT講習」では、「パソコン初めての高齢者を対象に、インターネットで情報を探し、コミュニケーションを拡げるための最低限の方法を確実に習得し、実際に活用し、社会と関わりを持ち自立した心豊かなシニアライフを送るための助けとする」ことを目的としています。もちろん、これで行政の実施すべきレベルが明確になったとは言えませんが、何となく、お遊びで教えている講習よりはましです。

 上記の目的を実現するために、
.キーボードを使わずに、画面キーボード、マウス入力で教えています。「ハーティラダー」というフリーソフトを使っています。とにかく、簡単な方法で操作を習得して使うことが大事です。キーボード操作だけをいつまでも練習しているような講習は意味がありません。余分なことは教えず、最低限のことを繰り返し教えます。
.講習だけで、マスターすることは無理なので、講習中、後のサロンでの自主、交流学習、コミュニティサイトでのIT活用を組み合わせて、講習、サロン、コミュニティサイトの三位一体学習を実施します。
.たとえ講習でマスターできても、使わないので忘れてしまいます。ITを具体的に活用する場として、コミュニティサイトを作り、整備します。

 以上のようなことをやっても、甘く見て半分ぐらいの人しかマスターできません。IT以前の問題が多いと感じることも多いですね。自分で学ぶことができない。ITによる情報、コミュニケーションに関心、意欲がない。1行の文章が書けない。などなど。
しかし、行政としては、最低限のことはきちんとやるべきでしょうね。明確な方針なしに余分なことをやらずに、最低限のことをなるべく多くの対象者にきちんとやるべきでしょう。我々ボランティアもそれを支援したいと思っています。基本的に社会教育としてきちんと実施すべきと思いますが、結果的に単なるぼけ防止講習になってしまうのはやむを得ないと思っています。
 
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